技能実習生・特定技能外国人インタビュー
Sさん 29 歳
日本へ来て、どのくらい経ちましたか。
日本へ来て4年目です。技能実習3号として実習中です。
会社ではどのような仕事をしていますか。
食材の解凍、カット、調理、味付けなどを行っています。
たまに日本語が得意でない同僚のために、通訳をすることもあります。
仕事や生活で大変だったこと、苦労したこと。
技能実習1号の時は全然日本語ができなかったので、
欲しいものを説明するのが難しく、買い物するのが大変でした。
仕事に関しては、日本人スタッフはとてもやさしく丁寧に仕事のやり方を
教えてくれたので、苦労はしませんでした。今は自分で日本語を勉強し、 仕事の際も、生活をする中でも、もっと快適に過ごせるようになりました。
仕事や生活で嬉しかったこと。
日本へ来て、良い経験ができ、良いチャンスをもらえたと思っています。
借金を返し、貯金も沢山できて、タイで家も建てられました。
家族の生活も以前より楽になりました。
タイと違う点。日本へ来て驚いたこと。
工場の衛生管理について、驚きました。特に食品関係の会社なので、安全に注意し、食中毒が
起こらないよう、作業中に何回も手を洗ったり、衣服の汚れに気を付けたり、消費者の食の安全を第一に考え、
そのためのプロセスがとても多いです。様々なことを考慮する必要があります。
タイにいる時も食品工場で働いていましたが、安全衛生に関すること、食品の加工技術など、色々な違いがありました。日本の技術を沢山学ぶことができました。また、日本人の働き方や、真面目さを見て、自分もそのような姿勢を見習いたいと思いました。日本に来てから、新しい自分になれたような気がします。これまで経験したことがないこと、初めて見聞きすることに対しても、情熱を持って積極的に取り組んでいきたいです。
日本へ来てよかったこと。
日本の気候が良く、生活も便利です。
寮の設備も暮らしやすく、タイで同じような家電を
揃えようと思っても、高くて買えないと思います。
給料もタイよりいいので嬉しいです。
今後の目標。
将来はタイの現地工場で活躍できるように、もっと
日本語が上手になりたいです。
タイでもこの会社で同じ仕事を続けたいと思っています。
これから日本で技能実習、特定技能をしたいと思っている人へメッセージ。
もっと技術を磨きたい、知識をつけたいなど、自分を更に成長させたい人には、海外へ行くことを勧めたいです。新しい自分を見つけられる良い機会だと思います。
人間的に成長でき、語学もできるようになり、お金も稼ぐことができます。